日本酒好きなあなたに酔い情報をお届け

MENU

勲碧酒造の春の酒蔵開放へ行ってきました

掲載

勲碧酒造の春の酒蔵開放へ行ってきました

毎年桜の開花にあわせて開催される、愛知県江南市の勳碧酒造の酒蔵開放へ行ってきました。
4月7日(土)・8(日)の2日間に渡って開催されましたが、今年は桜の開花が早かった為、酒造近くの五条川の桜はすでに葉桜になっていました。

勲碧酒造の春の酒蔵開放へ行ってきました

愛知県と聞くと酒処としてはあまり馴染みがないという声もありますが、勳碧酒造は酒蔵の側を流れる桜の名所、五条川沿いの桜の花から獲れる桜酵母で酒造りをする酒造として知られています。
代表的な商品は「勳碧」ですが、今年の開放ではこの桜酵母を使用して造られた日本酒「五条川桜 あらばしり」が無料試飲で振舞われました。

勲碧酒造の春の酒蔵開放へ行ってきました

今回の酒蔵開放では、
・無濾過生原酒本醸造
・純米吟醸 夢吟香
・五条川桜 あらばしり
の3種類が無料試飲コーナーに並びました。勲碧酒造の無料試飲のサイズは各種類、お猪口の半分程を頂きます。

勲碧酒造の春の酒蔵開放へ行ってきました

有料試飲出来る日本酒は10種類近くあり、カップのサイズは無料試飲と同じですが、1冊400円で8枚の有料試飲券が付いてきます。1杯50円で普段手が出ない大吟醸や酒蔵の代表的な日本酒を飲める点から、開放日は有料試飲コーナーの方が賑わっていました。

勲碧酒造の開放日は、中庭で日本酒を使ったスイーツやお酒のすすむおつまみを販売することもあり、地元の方にも大変人気があります。
訪れたのは初日の午前10時半頃でしたが、10時の開放から30分でこの賑わいです。

勲碧酒造の春の酒蔵開放へ行ってきました

次回7月21(土)・22(日)に有料試飲会を予定しているそうで、夏は春と異なり涼を意識したお酒を味わうことも出来そうです。過去には日本酒をソーダ割りにする「日本酒ハイボール」という飲み方も酒蔵開放で披露されています。
来客者の中には女性二人組や子供連れも多く、日本酒に詳しくなくては参加出来ないような堅苦しさはありません。酒造訪問が初めてという方は、是非一度お祭りに遊びにいく気分で酒蔵開放を訪れてみてはいかがでしょうか。

酒蔵レポート
日本全国酒蔵レポート/「来楽」茨木酒造(兵庫県明石市)

「来楽」茨木酒造(兵庫県明石市)

「来楽」をかもす茨木酒造は、1848年(嘉永元年)創業。今回お話しをうかがった茨木幹人(みきひと)さんで、9代目を数えます。
日本全国酒蔵レポート/「灘菊」灘菊酒造(兵庫県姫路市)

「灘菊」灘菊酒造(兵庫県姫路市)

「灘菊」「MISA33」「蔵人」をかもす灘菊酒造は、1910年(明治43年)に川石酒類(資)として創業。2010年に100周年を迎えました。
地元の米で、水で、人で、つくる酒「賀儀屋」の蔵訪問/成龍酒造

「賀儀屋」成龍酒造(愛媛県西条市)

蔵がある西条市は、愛媛県のなかでも南に位置をし、「うちぬき」がある水の都として有名な場所。石鎚山の伏流水が吹き出すことからこの土地の水は、”打ち抜き水”と呼ばれています。
中沢酒造株式会社(神奈川県足柄上郡)

中沢酒造株式会社(神奈川県足柄上郡)

神奈川の丹沢山系の麓、松田でお酒を醸していらっしゃる中澤酒造さんにお邪魔しました。
中沢酒造株式会社(神奈川県足柄上郡)

豊島屋酒造(東京都)

東京都東村山市にある【豊島屋酒造】さんにお邪魔しました。

ライター プロフィール

加藤 菜都美

加藤 菜都美

WEBライター
「毎日を寿(ことほ)ぐようなごはん」をテーマに、フードデザインを行っています。
ごはんを美味しくするお酒、頑張る田舎を支えるお酒事業に取材・デザイン提案をしています。三重県の片田舎出身。将来は美味しいお酒と珈琲の飲めるカフェを経営したい。
公式blog「kotohogi