瀬戸内銘酒30種を堪能!今年初開催「せとうちグルメフェス」で千鳥足レポート
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どうも、ふつかよいのタカハシだ。相変わらず良質な水(こと日本酒)に心を奪われまくりのタカハシ、今回は「せとうちグルメフェス」なるイベントに参加した。何でも今年初開催、瀬戸内の銘酒30種類以上を堪能できるというのだから大注目である。その模様を早速チェックだ!
せとうちグルメフェス徹底レポート
そもそもせとうちグルメフェスとは、「穏やかな瀬戸内で育まれた「食」をきっかけに、瀬戸内の景色、文化、人々の魅力を感じてもらい、多くの人が瀬戸内に訪れることを願い企画したイベント」(※公式HPより引用)。
つまりは、「瀬戸内には美味しい食と酒がわんさかあるんや!!みんな、瀬戸内に行くっきゃねぇだろーっ!!!」というコンセプトのイベントという訳だ。なるほどこれは興味深い。早速フードエリアをチェックしてみよう。
会場に入ると、ででんっ。何と、5000人分の量を一気につくれる直径2mの超巨大牡蠣鍋が出現。(遠目から見てもかなり目立っていたぞ…!)
他にも、「殻付き蒸し牡蠣」(なんと瀬戸内産直送!)や「瀬戸内カキ食べ比べ」(瀬戸内を代表するブランド牡蠣の食べ比べセット)など、牡蠣屋台がとにかく大充実しているのが印象的だ。
その中でも、私は「岡山日生 焼き牡蠣処 ふじおい」の焼き牡蠣をチョイス!!日生諸島が育んだ活若牡蠣だ。この海域は、ミネラル分を多く含んでいるため牡蠣の生育がよく、一年モノでも大きなサイズになるのが特徴なのだそう。
口の中にいれた瞬間、ぷりぷりとした弾力のある歯ごたえがたまらない…!ポン酢の爽やかな酸味との相性も抜群だ。正月にこたつでぬくぬくしながら食べるみかん感覚で何個も食べられそうな逸品である。危ない、危ない。
もちろん、牡蠣以外にもお好み焼きやとんちゃん鍋など、各瀬戸内地方の絶品グルメが大充実していたぞ!
ここで、読者諸氏にクイズだ。そんな絶品料理の味を邪魔せず、むしろ引き立ててくれる飲み物と言えば…?!そう、「日本酒」である。
ということで勇み足でやって来たのがこちら、日本酒利き酒ブース!!
まずは10杯チケット(2000円)を購入。その後、思う存分飲みまくるという算段だ。(既に何杯か飲んでしまったため、チケットが6枚しかないのには目を瞑っていただきたい)
自身の好みを伝えると、店員さんがオススメの日本酒をチョイスしてくれる。そんな私が飲んだ日本酒は以下の通り。
【広島県】
1.純米 広島錦…幻の好適酒造米「広島錦」で醸造された日本酒。まろやかでかなり飲みやすい。
2.宝剣 純米超辛口…宝剣酒蔵内に湧く湧き水「宝剣名水」で醸される「超辛口純米」。程よい旨味と絶妙な辛みがベストマッチだ!
3.龍勢 特別純米 和みの辛口…キレのある酸が臭みや脂を洗い流してくれる濃口タイプ。肉料理に合いそうだ。
4.一代 弥山 山廃仕込み 特別純米…山廃仕込みで醸した純米酒を二夏の間じっくり熟成した日本酒。のどごしがたまらない!
5.八幡川 純米…「燗酒コンテスト」にて2010年〜2011年連続金賞を受賞した酒。旨味と酸味のバランスが絶妙だ!
6.亀齢 上撰(2杯)…スッキリ辛口が絶妙な日本酒。本日のベストだったため、2杯いただいてしまった。熱燗でいただくのが最高だ!
7.天賽一 超辛純米千本錦…穏やかで優しい香りが特徴的な日本酒。後からほんのりと柔らかな旨味が膨らむ。
【山口県】
8.五橋 上撰…喉ごしがよくすっきりとした味わい。ほのかな旨味と苦味が抜群な日本酒だ。
【岡山県】
9.御前酒 純米 美禄…岡山県で作付された山田錦を全量使用。食中酒に最適な純米酒。
残念ながら今回はいただくことができなかったが、女性人気も高い「山田錦新酒限定おりがらみ」。可愛らしいパッケージにファンも多いのだとか。
こちらの機械を使用すると、数秒で熱燗ができる。家に欲しい(遠い目)。
お分かりの通り、きっちり10杯いただいてしまったため、気が付けば日が暮れていた。
せとうちグルメフェス主催の窪田さんは、もともと広島の出身。広島では著名な、全国1000銘柄の日本酒が堪能できるイベント「酒まつり」に触発され、「東京でも日本酒好きを集めたい。そして、地元広島に来ていただく方を一人でも増やしたい」という想いのもと、本イベントを開催したのだそう。
結果、何と3日間の動員数は10万人以上というから驚きだ。
会場を訪れたお客さんだけでなくスタッフの方も日本酒好きが多く、知識豊富な皆さんと話が盛り上がった。会場は常に活気にあふれており、大盛況。今後、日本酒好きは参加必須の定番イベントとなること間違いであろう。
へべれけになりながら来年の開催を切望しつつ帰宅したタカハシであった。日本酒は、正義だ。