日本酒好きなあなたに酔い情報をお届け

MENU

赤レンガ倉庫で開催!「酒処 鍋小屋2019」でアツアツお鍋と日本酒を堪能

掲載



道を歩けば、刺すような寒さに撃沈し日々全力疾走している今日この頃。息も絶え絶え、人呼んでふつかよいのタカハシと申す。

寒〜い冬に食べたいものと言えば…?!そう、「鍋」ではないだろうか。アツアツの鍋を囲み、酒をちびちび飲む時間こそ至福!至福以外に該当する表現が見当たらない。

そんなタカハシが参加したのが「酒処 鍋小屋2019」。今年で開催4回目を迎えるという本イベントは、「寒い時期に赤レンガ倉庫と海が見える開放的な空間で鍋を味わいながら皆様にホッコリと温まって団欒していただきたいという思いから生まれた」(※公式HPより引用)そう。鍋にぴったりな全国各地の日本酒が100種類以上揃っているというので驚きである。その模様を早速レポートだ!

「酒処 鍋小屋2019」会場内は大盛況

早速会場に到着。遠くから見ても輝いている「酒と鍋」の看板に心が踊る。

会場内はこの通り、平日16時ながら多くの人、人、人!!老若男女問わず盛り上がりを見せていた。



鍋の楽しみ方は2通り。「作る鍋エリア」で、土鍋で作るアツアツの鍋をフルサービスで堪能するか、「一杯鍋エリア」で1杯から楽しめる鍋を選ぶかだ。
…とは言ったものの優柔不断なタカハシ、鍋も食べたいし美味い酒も飲みたいんである。選べないよ〜っ!!!



そんなあなたに向けた注目のセットが「ちょい呑みセット」。平成最後の年(平成31年)に因んで31種類の日本酒から3杯ちょい呑みが楽しめるセットを数量限定で用意しているのだ(オリジナルお猪口(5勺)付・1日各100名限定)。



同セットは、「1.ちょい呑みセット 1,500円(税込):チケット3枚+オリジナルお猪口 」または「2.ちょい呑み・ちょい鍋(おつまみ)セット 2,500円(税込):チケット各3枚+オリジナルお猪口」の2種類から選べるが、私は「2. ちょい呑み・ちょい鍋(おつまみ)セット 2,500円(税込)」をチョイス。




無事チケットをゲット!!いざ!!各地の日本酒と鍋を堪能しようではないか!



注目の日本酒と鍋のブースはこちら!




まず最初に注文したのが「鍋千鳥〜Nabe Chidori〜」の「甘えびと魚介出汁かおる濃厚旨辛チゲ」。チゲながら、たっぷりとろけるチーズが乗っているので辛いものが苦手な方でも安心して楽しめる逸品だ。シャキシャキとしたネギやもやし、白菜の食感もベストマッチ。




そんなチゲには甘めの日本酒を…とオーダーしたのが、泉橋酒造株式会社のいずみ橋 とんぼスパークリング。柑橘系の爽やかな香りとスッキリとした飲み口が楽しめる日本酒スパークリングだ。きめ細やかな炭酸がすっと口の中で溶けてゆく。日本酒初心者や、女性にもぴったりの印象である。




続いては、「初亀」の「黒胡椒豆乳鍋」。これが本当に絶品であった。柔らかい鶏肉と豚肉がほろほろと溶け、黒胡椒が効いた豆乳鍋の味が口いっぱいに広がってゆく。エリンギ、白菜、キノコなど野菜もたっぷり摂れるのでバランスも良い。オススメである。

こちらに合わせたのが、株式会社北鹿の北鹿 雪中貯蔵 大吟醸。酒造好適米の最高峰と言われる兵庫県産の「山田錦」を全量使用。十和田湖畔の巨大かまくらで貯蔵した「雪中熟成」を経て、親しみやすい爽やかな香りとふくらみを出している日本酒である。口に含んだ瞬間はすっと喉を通り、ほんのり漂う甘みと苦味のバランスが取れた逸品だ。

最後にいただいたのが「大黒天」の「玉こんにゃく」と、結城酒造株式会社の結ゆい 特別純米酒 きたしずく。
玉こんにゃくは青海苔、かつおぶしを辛子と絡めていただく。身体がポカポカと暖まるので、寒い冬にぴったりだ。





「きたしずく」は、北海道産の「きたしずく」を60%まで磨いて使用し、精米した白米を低温でゆっくり発酵させた「吟醸造り」で醸されたピチピチの生原酒である。こちらは、横浜市内で「一石屋酒店」でしか取り扱いのない貴重な日本酒なので、お見逃しなく。



日本各地の絶品日本酒と鍋が堪能できる本イベントは1月27日(日)まで。今回はご紹介できていないが、千葉県・東魁盛(東魁盛 純米吟醸 山田錦50)、宮城県・蔵王(蔵王 K純米酒)、奈良県・八咫烏(八咫烏 純米生酒)なども横浜市内で1店舗しか取り扱いのない貴重な日本酒となるので、ぜひ味わいに訪れてみてはいかがだろうか。



開催概要

■日時 1月18日(金)〜1月27日(日)まで(※平日12:00〜21:30、土日 11:00〜21:30 ラストオーダー21:00)

■会場 横浜赤レンガ倉庫イベント広場内特設テント(〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港1-1)







酒蔵レポート
日本全国酒蔵レポート/「来楽」茨木酒造(兵庫県明石市)

「来楽」茨木酒造(兵庫県明石市)

「来楽」をかもす茨木酒造は、1848年(嘉永元年)創業。今回お話しをうかがった茨木幹人(みきひと)さんで、9代目を数えます。
日本全国酒蔵レポート/「灘菊」灘菊酒造(兵庫県姫路市)

「灘菊」灘菊酒造(兵庫県姫路市)

「灘菊」「MISA33」「蔵人」をかもす灘菊酒造は、1910年(明治43年)に川石酒類(資)として創業。2010年に100周年を迎えました。
地元の米で、水で、人で、つくる酒「賀儀屋」の蔵訪問/成龍酒造

「賀儀屋」成龍酒造(愛媛県西条市)

蔵がある西条市は、愛媛県のなかでも南に位置をし、「うちぬき」がある水の都として有名な場所。石鎚山の伏流水が吹き出すことからこの土地の水は、”打ち抜き水”と呼ばれています。
中沢酒造株式会社(神奈川県足柄上郡)

中沢酒造株式会社(神奈川県足柄上郡)

神奈川の丹沢山系の麓、松田でお酒を醸していらっしゃる中澤酒造さんにお邪魔しました。
中沢酒造株式会社(神奈川県足柄上郡)

豊島屋酒造(東京都)

東京都東村山市にある【豊島屋酒造】さんにお邪魔しました。

ライター プロフィール

ふつかよいのタカハシ

ふつかよいのタカハシ

3度の飯より酒を愛す、人呼んでふつかよいのタカハシです。
文章を書いたり酒を飲んだりしながらのほほんと暮らしています。
1人でも多くの人と乾杯するための我が人生。