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「白鶴 銀座スタイル(HAKUTSURU GINZA STYLE)」セミナー「話題の甘酒の魅力に迫る!」参加レポート

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先日、友人の結婚式で甘酒をいただいた。うつくしい白無垢姿の友人を見ながら飲むハレの日の甘酒はうっとりするほど美味しく、ひとくち口に含む度にしあわせの余韻がじわり、じわりと身に沁みた。



…なんてロマンチックな前置きはさておき、そんなエピソードもあり、タカハシは甘酒に興味を持った。幼い頃飲んだ甘酒は癖があり正直苦手な印象だったのだが、大人になってから飲む甘酒は前述のようにとても美味しかったからだ。

「白鶴 銀座スタイル(HAKUTSURU GINZA STYLE)」セミナー「話題の甘酒の魅力に迫る!」参加レポート

ということで、今回は「白鶴 銀座スタイル(HAKUTSURU GINZA STYLE)」主催のセミナー「話題の甘酒の魅力に迫る!」に参加してきた。OK!!!徹底的に迫ってやろうじゃないの!!!

そもそも、「白鶴 銀座スタイル(HAKUTSURU GINZA STYLE)」って?

「白鶴 銀座スタイル(HAKUTSURU GINZA STYLE)」セミナー「話題の甘酒の魅力に迫る!」参加レポート

兵庫県東灘の「灘五郷」と呼ばれる日本を代表する酒どころで創業以来270年以上酒造りを営んできた酒造会社「白鶴酒造」。
そんな白鶴酒造のDNAを受け継ぐ「白鶴 銀座スタイル(HAKUTSURU GINZA STYLE)」では、世界有数の情報発信地である「銀座」から日本酒のあるライフスタイルを発信することを目的に、2006年以降、日本酒に関する様々なセミナーを開催しているそうだ。



つまりは、日本酒の魅力を伝えまくる伝道師的存在!!!大注目である。

早速セミナースタート!

「白鶴 銀座スタイル(HAKUTSURU GINZA STYLE)」セミナー「話題の甘酒の魅力に迫る!」参加レポート

会場内は既に満席!スタッフの方に聞いてみたところ、毎回女性に大人気のセミナーだそう。さすが「飲む点滴」「飲む美容液」とも称されるほど、豊富な栄養分や美容効果があると近年話題の甘酒。注目度はかなり高い様子。

「白鶴 銀座スタイル(HAKUTSURU GINZA STYLE)」セミナー「話題の甘酒の魅力に迫る!」参加レポート

ところで…このシャーレに入った謎のお米(?)は何なのよ…。気になる…。

タカハシ、しょっぱなから衝撃を受けるの巻。

「白鶴 銀座スタイル(HAKUTSURU GINZA STYLE)」セミナー「話題の甘酒の魅力に迫る!」参加レポート

ええっ?!?!?!?ちょ、ちょっとみなさん、これ知ってました?
甘酒は、お酒ではなく「清涼飲料水」らしいッス…マジかよ…!

なんでも、甘酒の種類は3種類。

1.麹の甘酒(麹のみ、または米と麹を糖化させて作る):お米の食感が楽しめる甘酒
2.酒粕の甘酒(酒粕をお湯で溶き、砂糖で好みの甘さに調整したもの):さらっとした味わいの甘酒

3.麹+酒粕の甘酒(糖化させた麹(+米)と酒粕の両方を使ったもの):バランスが取れた良い所どりの甘酒

に大別されるのだそうだ。知らんかった〜〜〜!一口に「甘酒」と言っても、いろんな種類があるんやな…。



ちなみに、シャーレに入った謎のお米と思っていたものの正体は「麹」。蒸した米や麦、大豆などの穀類に麹菌(カビの一種)を生やしたものなんだそう。
ちなみに、麹菌を使った発酵食品があるのは日本だけで、「国菌」として認定されている。

「白鶴 銀座スタイル(HAKUTSURU GINZA STYLE)」セミナー「話題の甘酒の魅力に迫る!」参加レポート

こちらの謎の物体は「酒粕」。米と米麹を酵母で発酵させてできた醪(もろみ)から日本酒を絞った後に残ったもので、約8%のアルコールを含んでいる。関西地方では「粕汁」として食卓にも登場するのだそうだ。身体が温まりそう…。

「もしよかったら、ひと口食べてみてください!」という先生のお言葉を受けて口に含んでみると、少し塩気があり、甘酒の独特な香りがほんのり漂っている。ちなみに、料理に使うとコクや旨みが増すそうだ。素晴らしき酒粕…!

いざ!甘酒飲み比べ!!!

「白鶴 銀座スタイル(HAKUTSURU GINZA STYLE)」セミナー「話題の甘酒の魅力に迫る!」参加レポート

甘酒のことはよ〜くわかった。いやー、もう、早く飲みたいわAMAZAKEEEEEEE!!!と悶えていると、おもむろに並んだ5つの甘酒たちが登場!!!はてさて一体どんな味なのよ!!

1.白鶴 あまざけ 瓶入り(上段左)
酒どころ灘の蔵元の酒粕と蜂蜜を使用した甘酒。かなりさっぱりした飲み口で美味しい。タカハシ一推しである。酒粕の風味もしっかり楽しめる。


2.白鶴 冷やし甘酒 瓶入り(上段右)
酒粕を使用した塩入り甘酒。コクがあり、甘さもスッキリしている。


3.白鶴 あまざけ 缶入り(下段左)
麹と酒粕の両方を使用した蔵元こだわりの甘酒は、麹のツブツブの食感が絶妙!



4.白鶴 冷やし甘酒 缶入り(下段中央)
さわやかな酸味のすっきり飲みやすい甘酒。夏にぴったりな印象だ。



5.山田錦あまざけ 袋入り(下段右)
山田錦を100パーセント使用した甘酒は、フルーティで甘酒初心者にもオススメできる味わい。

「白鶴 銀座スタイル(HAKUTSURU GINZA STYLE)」セミナー「話題の甘酒の魅力に迫る!」参加レポート

「美味しすぎてすべて飲み干してしまった…!」

さらに、講師がアレンジレシピとして提案してくださった、甘酒を炭酸水とレモンで割る「甘酒レモンスカッシュ」が至極の美味しさ!
甘酒と炭酸水…果たして本当に合うのか半信半疑だったが、意外や意外、爽やかにごくごく飲めるうえに、甘酒本来の甘味がやさしく舌に残る味わいであった。

タカハシは今回こういったセミナーに初めて参加したのだが、甘酒についてよく知れたうえに美味しい甘酒も堪能できて、非常に満足度が高かった。
こんなにたくさんの種類があるうえに、飲みやすいなんて…!おまけに酒ではないので肝臓にも優しい素晴らしいドリンクだ。

もちろん白鶴 銀座スタイルでは甘酒以外にも日本酒のセミナーを多数開催しているので、ぜひ訪れてみてはいかがだろうか。

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ライター プロフィール

ふつかよいのタカハシ

ふつかよいのタカハシ

3度の飯より酒を愛す、人呼んでふつかよいのタカハシです。
文章を書いたり酒を飲んだりしながらのほほんと暮らしています。
1人でも多くの人と乾杯するための我が人生。