地酒コーナーの充実度が高い、あきた美彩館。
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「美味しい秋田がここにあります。」
なんとも心くすぐられるキャッチコピーが愛らしいそれは、プリンスホテルやエプソンアクアスタジアム、ウィング高輪などが集結する一角にある秋田県アンテナショップ。「あきた美彩館」という名が表すとおり、秋田の美しい彩りを東京中心地で花開かせたようなショップです。
雪深い東北地方ならではの「食」は、寒い地方だからこそ育まれた美食が存在しています。8エリアに分かれる秋田県のそれぞれすべて、美しい自然と伝統的な食文化があり、それらを網羅しながら展開しているあきた美彩館は、秋田のこだわりを運んできた、まさに「美味しい秋田がここにあります。」の存在です。
水がおいしい土地柄だけあり、お米がおいしいことでも知られる秋田。つまりそれは、地酒がおいしいこととも等しく語れます。日本酒ファンには必見ともいえる地酒コーナーが設けられていることも、思わず知らずのうちに心躍る楽しいもの。秋田8エリアから取り揃えられた地酒の数々は、普段なかなかお目にかかれない「地元民ご用達・地元人気の高い銘酒」とも出会える瞬間です。秋田地酒の奥深さを味わうためにも、足を運ぶ価値があるショップといっても過言ではありません。それほどまでに、地酒コーナーを充実させていることはうれしい驚きなのです。
また、お酒のアテにピッタリな秋田伝統の漬物、乾物類、練り製品、海産物なども所狭しと並べられていることもお酒好きにはたまらないポイント。なかなか東京では流通していないものも多いため、お酒好きは特にチェックしておいたほうがいいでしょう。
もちろん、お酒が苦手な人であっても、ごはんのおかずになる野菜や加工品、缶詰、ビタミンたっぷりがうれしい果物から、日持ちするお菓子類、先述のお米、お醤油やお味噌など調味料、乳製品などなど……ちょっとしたスーパーマーケットのよう。価格を抑えめに設定してあるため、ついついゆるんでしまうおサイフにもやさしいといえます。
また、食だけでなく、お弁当箱で一躍有名になった曲げわっぱをはじめ、暮らしの中で使える伝統工芸品も数々販売されているため、「秋田の良いものが手に入るスポット」として気軽に足を運んでみることをおすすめします。きっと驚くほどに「こんなものまであったんだ!」の連続になるかもしれません。
秋田の「美食・美酒」が味わえる、併設されたレストランもおすすめ。