銘酒ばかりが並ぶ日本酒コーナーは圧巻!日本橋ふくしま館MIDETTE。
掲載
神田駅・三越前駅の両駅から足を運びやすい中間地点に立地するそれは、日本橋大通り沿いに誕生した福島県アンテナショップ・日本橋ふくしま館MIDETTE。2011年に発生した東日本大震災で甚大な被害を受けた福島県ですが、「あきらめない。なによりも芯が強い」という福島県民の生まれながらの姿勢により急ピッチで復興へと向かっています。そんな福島の「今」を伝えるために、満を持して都内屈指の日本橋エリアにてスタートしました。
店名の「MIDETTE(みでって)」は、福島弁で「見てね。来てみてね」という「お誘いの気持ち」を表現したもの。やさしくあたたかい県民性で全国トップクラスの福島ならではの、やわらかく美しい想いがこめられています。
沿岸部から浜通り・中通り・会津地方の3つのエリアで成り立つ福島県は、それぞれの気候風土が大きく異なることが個性となり、地域ごとの特徴を持った美食が味わえる多彩な県。食だけでなく、日本を代表する伝統工芸の数々、美しい情緒あふれる自然風景、歴史的な建造物などたまらない魅力にあふれているのです。
イートインスペース「名代カジキ屋」を併設した店内は、奥に伸びる広々設計。手前から農産物や生鮮食品、果物や乳製品などがお出迎え。そこからさらに奥へと進んでいくと、伝統工芸品や普段使いにちょうど良いセンスあふれる雑貨たち。新米が出回る季節を中心にお米や乾物類も彩りを添える、驚くほどにバリエーション豊かな福島の底力を感じることができるはず。
「驚くのはまだ早い」とばかりに、特に日本酒好きの方はそのままさらにさらに奥へと。一番奥に位置する名代カジキ屋のちょうど手前には、卒倒したくなるほどの日本酒がずらり。米処でもある福島県は、ありとあらゆる銘酒を育み続けてきた全国ベスト3に入る代表的な日本酒輩出地区。目移りするどころではない圧巻の日本酒コーナーは、遠目から見て、近くに寄って見て、と思わず繰り返してしまいたいほどのオブジェのような美しさ。間違いなくお気に入りと出会えることでしょう。
また、名代カジキ屋のカウンターでは、毎日16:00から「日本酒試飲会」を無料開催中。熟知したスタッフによるその日・その時季のこだわり福島地酒がおすすめとして無料提供されている、日本酒ファン要チェックの試飲会です。念のため訪れる際にはその日の開催を確認の上、足を運んでみてはいかがでしょうか。