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お猪口を片手に日本橋巡り(第5回 日本橋エリア 日本酒利き歩き2017)

掲載

東京の日本橋で「第5回 日本橋エリア 日本酒利き歩き 2017」が開催されました。飲食店をはじめとする参加店は48店、参加した日本酒の蔵は51蔵(内、蔵元常駐46蔵)と、とても豪華なイベントでした。

歴史ある街、日本橋を歩く

日本橋とは江戸時代、五街道の起点となった橋です。その橋を中心とした一体の地域も日本橋と呼ばれています。日本初のデパートである日本橋三越本店があったり、新しく2000年代に入ってから商業施設であるCOREDO日本橋が完成したりと歴史と新しい文化が混在する街です。イベントが行われたエリアは地下鉄の新日本橋、三越前、水天宮前、人形町、小伝馬町の駅周辺で、ぐるっと歩いて回ると1時間強かかるくらいの広さでした。このエリアはお洒落なだけではなく路地に入ると飲食店も多く、商店街など昔懐かしい景色も見られます。イベントではそんな街並みを楽しみつつ、知らない路地を歩いたり、行ってみたいけれどもなかなか行く機会のないお店など気軽にあちこち立ち寄りながら日本酒とおつまみが楽しめます。

行列してでも飲みたい、日本酒とおつまみに舌鼓を打つ

この日、日本橋ではお猪口を持つ人々が街に溢れていました。それもそのはず、なんと参加者は約6500名!あちらこちらで行列が見られました。

日本橋を歩いたことがない方も、参加特典の地図を手に、安心して参加できます。イベント参加している飲食店やどのお店にどの酒蔵が参加しているのか詳しく載った地図が手渡されます。どこからスタートするかは自由。スタート地点でもらえるお猪口があれば、参加店舗のどこに立ち寄っても日本酒を味わえます。

もう一つ、楽しみなのはお店ごとに準備されているおつまみ。どこにしようか、どれにしようか迷ってしまうほどたくさんの選択肢があります。

▲蛇の市本店の巻物2本盛り

▲地方の名物料理(岩手県久慈市のまめぶ汁も)

▲オリジナルグッズの販売

▲「若鶴酒造」(とやま館)

▲福徳の森では常時ライブも。

▲杉玉を作る工程も観られます

主催者”新川屋 佐々木酒店”に聞くイベント発足のきっかけ

佐々木さんと人形町にある「きく家」のご主人、そして「龍勢」を醸す藤井酒造の藤井社長の3者で飲んでいた時に企画が持ち上がり、それがこのイベントの始まり。
「2010年に『きく家はなれ利き酒会』というイベントを始めました。回を重ねるごとに参加者が増え、『はなれ』だけでは手狭になり、本店と更に本店向いのカフェスペースを借りるも、2014年には参加者が300名弱ほどになってしまった為、キャパシティーが限界に達しました。大箱スペースを探したのですが、人形町界隈にその様なスペースで手頃な場所が見つからなかった為、近隣の飲食店に協力を依頼したのがきっかけです。2014年に人形町~大伝馬町エリアのみで『人形町界隈日本酒利き歩き』としてスタートしました。第2回より日本橋エリアに拡大しています。」(佐々木さん)
数多くの飲食店と酒蔵との組み合わせ。これは、飲食店のテイスト・指向・雰囲気等と酒の味わい、酒蔵のキャラクターなどが調和するように、佐々木さん自らバランスを考えて組み合わせているのだそう。「日本酒をキッカケに、地元である人形町・日本橋が盛り上がるのは嬉しいですね。参加頂く皆さまに知ってもらい、楽しんで頂くことで日本酒と日本橋エリアを好きになってもらいたい」という願いが込められています。

▲アンテナショップの奈良館 おつまみのお好み焼き

▲お好み焼きに合うお酒 美吉野醸造

来年以降は??

佐々木さんはこのイベントを日本酒の裾野を広げるイベントとしてもっと広めてゆきたいと思っていらっしゃるのだそう。「日本酒の楽しみが多くの方に伝わるようなイベントをこれからも行っていくほか、基本に立ち返り、しっかりとお酒に向き合える時間をとれる様なイベントの開催も視野に入れている」とのことで更なる盛り上がりも期待されます。
今年も大盛況だった「日本橋エリア 日本酒利き歩き」。
これからも日本橋エリアはますます熱くなりそうです。

 

日時:2017年04月15日(土) 14:00~18:00
場所:日本橋界隈 参加飲食店【蔵元常駐】(または代理人常駐)
・綿屋(宮城/金の井酒造)
・まんさくの花(秋田/日の丸醸造)
・角右衛門(秋田/木村酒造)
・上喜元(山形/酒田酒造)
・東光(山形/小嶋総本店)
・奥羽自慢(山形/奥羽自慢)
・末廣(福島/末廣酒造)
・弥右衛門(福島/大和川酒造)
・豊賀(長野/高沢酒造)
・今錦(長野/米澤酒造)
・吟田川(新潟/代々菊酒造)
・田友(新潟/高の井酒造)
・昇龍蓬莱(神奈川/大矢孝酒造)
・雄東正宗(栃木/杉田酒造)
・龍力(兵庫/本田商店)
・香住鶴(兵庫/香住鶴)
・沢の鶴(兵庫/沢の鶴)
・白木久(京都/白杉酒造)
・池雲(京都/池田酒造)
・羽根屋(富山/富美菊酒造)
・谷泉(石川/鶴野酒造店)
・加賀鳶(石川/福光屋)
・越前岬(福井/田辺酒造)
・三千盛(岐阜/三千盛)
・若葉(岐阜/若葉)
・臥龍梅(静岡/三和酒造)
・萩錦(静岡/萩錦酒造)
・蓬莱泉(愛知/関谷醸造)
・田光(三重/早川酒造)
・作(三重/清水清三郎商店)
・半蔵(三重/大田酒造)
・誉池月(島根/池月酒造)
・月山(島根/吉田酒造)
・隠岐誉(島根/隠岐酒造)
・龍勢(広島/藤井酒造)
・華姫桜(愛媛/近藤酒造)
・豊能梅(高知/高木酒造)
・三芳菊(徳島/三芳菊酒造)
・古伊万里 前(佐賀/古伊万里酒造)
・日下無双(山口/村重酒造)【出品のみ】(蔵元不在)
・酉与右衛門(岩手/川村酒造店)
・亀甲花菱(埼玉/清水酒造)
・睡龍(奈良/久保本家酒造)「日本橋エリア 日本酒利き歩き」詳細情報 は新川屋 佐々木酒店BLOGにて
http://sasas.jp/blog/

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ライター プロフィール

日本酒ライター 三浦 環

三浦 環

秋田県出身。フリーライター・日本酒ライター・イベントプランナー。
地元秋田県の日本酒を広げる活動をはじめ日本酒イベントの開催、イベントでの酒蔵のコーディネーターも行っています。

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