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東京の地酒を紹介

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ここ数年、スパークリングの日本酒やフルーツと合わせた日本酒カクテルの人気で地酒ブームが起こっています。日本酒を中心に置いている居酒屋や小料理屋さんに行くと、季節になれば地酒テイスティングセットなどがメニューになっています。

日本酒といえば新潟や東北をイメージする人が多いですし、2016年は熊本地震の復興支援として九州のお酒を買う人も多くいました。反対に、地酒と聞いて東京を思い浮かべる人はほとんどいないでしょう。ですが、東京にも地酒があるのです。その中でも知名度があるのが『澤乃井』ではないでしょうか。これは青梅市にある「小澤酒造」のお酒です。

『芳醸参拾伍』は「ワイングラスで美味しい日本アワード2017」で最高金賞を受賞しました。次は、「小山酒造」の『丸眞正宗』です。
なんと北区でつくられています。東京都には十の蔵元がありますが、東京都で23区内にある酒造会社は現在はここだけです。創業が明治11年で、蔵見学もできます。ウェブサイトに小山酒造のお酒が飲めるお店が載っています。

また、ここのところ注目されているのが東村山市にある「豊島屋酒造」の「屋守」(おくのかみ)です。
豊島屋は420年という歴史ある蔵元ですが、屋守は現在の4代目がつくり上げた比較的新しいお酒です。フルーティーな香りと甘めの味わいなのに酒本来の旨味が凝縮していると好評です。同じく豊島屋酒造の「金婚政宗」は根強い人気です。ウェブサイトでは購入できる酒屋さんが紹介されています。