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通販じゃ手に入らない!?福岡県民だけが知るおいしい地酒のおすすめ紹介

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通販じゃ手に入らない!?福岡県民だけが知るおいしい地酒のおすすめ紹介

九州というと、どうしても焼酎のイメージが強くて、焼酎といえば、やはり南九州になりますよね。実際、鹿児島県は焼酎の本場として「薩摩焼酎」がイコール焼酎と言っても過言ではありませんし、宮崎県は大ブランド「黒キリ」の産地、熊本南部の球磨地方は米焼酎のブランドで、いずれも全国的にも有名です。ちょっと北にある大分県では、「下町のナポレオン」のキャッチコピーで大ヒットした「いいちこ」があります。これらに比べると、福岡のお酒というのは、かなり影が薄いのは否定できない事実です。

しかし、福岡にも素敵な地酒がいっぱいあるのです。九州は焼酎がメインというイメージに反して、米どころでもある福岡南部の筑後地方では、清酒造りをしている酒蔵がいっぱいあります。春には、筑後の酒蔵が合同で、蔵開きを開催し、多くの観光客でにぎわいます。これなどは、最近有名になってきたところですが、今回は、それよりも知られていない、福岡市近郊のレアな地酒をご紹介しましょう。

福岡市に隣接する糟屋郡宇美町に、ある小林酒造は、清酒「萬代」の酒蔵です。1500年の歴史ある宇美八幡宮の側に蔵を構える小林酒造は、寛政4年 、1793年創業と言いますから、なんと230年余りの歴史ある老舗です。創業以来、ずっと清酒造りに励んできました。「萬代」の名前も200年近くの歴史があります。その味は口当たりが柔らかく濃厚な味わいです。原料は米も水も全てが地元産にこだわったおいしいお酒です。