秋田・高清水 春の純米とほたるいか酢味噌

晩酌

こんばんは!日本酒の魅力を探求する週末の楽しみ、日本酒おじさんです。全国各地の酒蔵から選りすぐりの一本を味わい、その魅力を皆さんにお届けしています。日本酒の奥深さと、それに合うおつまみのペアリングを一緒に楽しんでいきましょう!

さて、今回の晩酌は秋田の酒蔵、高清水の春酒をご紹介します。

秋田は「美酒王国」とも称されるほど、銘酒が多い地域。高清水もその一つで、秋田市に蔵を構える歴史ある酒蔵です。従業員が100名以上と、規模が大きく、豊富なラインナップが特徴。伝統を守りつつも、新たな挑戦を続ける蔵としても知られています。

今回の春限定酒は、秋田が誇る「6号酵母」を使用した純米酒。秋田県産米を原料に仕込み、春にぴったりの軽やかで爽やかな仕上がりになっています。

公式サイトの説明によると、魚介や山菜をレモンやポン酢などでさっぱりといただく料理と相性抜群とのこと。

まずは冷酒でいただきます。

口に含むと、純米らしいしっかりとした味わいが広がり、後味はすっきりとキレが良い。香りは控えめで、派手さはないものの、その分、食事との相性が抜群。これが秋田流の寒仕込みの味わいかぁ〜。確かに酸味の効いた料理と合わせたくなる口当たりです。

今回の肴は、春を感じるほたるいかを用意しました。酢味噌と生姜醤油の2種類でいただきます。

酢味噌の程よい酸味と高清水の春酒が絶妙にマッチ。日本酒の柔らかい旨みが酢味噌の甘酸っぱさを引き立て、飲み飽きしない味わいになります。生姜醤油もまた良し!ピリッとした生姜の風味が、日本酒の奥深さを際立たせてくれます。

次に、燗酒にして味の変化を楽しみます。

温めることで口当たりがより柔らかくなり、冷酒よりも軽やかな印象に。酸味が強調されすぎず、すいすい飲める仕上がりになりました。これは魚介全般と相性が良さそう。鍋料理や焼き魚と合わせても楽しめそうですね。

やっぱり、日本酒は温度を変えて楽しむのが醍醐味のひとつ。一本のお酒でこんなにも表情が変わるなんて、日本酒の奥深さを改めて感じました。

今回の「高清水 春の純米」、軽快な飲み口で、春の食材との相性もバッチリ。季節を感じながらの一杯は、格別ですね。

次回は岩手の日本酒で晩酌を楽しむ予定です!どんな出会いがあるのか、今からワクワクしています。

高清水 公式サイト

ホタルイカとうるいのマリネ

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