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東京から近い!茨城の恵みが生んだ幸せの日本酒

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青木酒造は天保2年(1831年)に茨城県古河市で創業し、現在では古河唯一の地酒を造る酒屋として代々受け継いできた土地と伝統を守っている酒蔵です。

新宿駅からわずか1時間10分ほどで古河駅に到着。
さらに古河駅から徒歩10分という好立地です。

青木酒造の代表銘柄である幸せの日本酒「御慶事」では茨城県の酒造好適米である「ひたち錦」や県産の酵母、茨城県のブランド米である「ふくまる」などを使った酒が造られているそうです。
中でも「御慶事純米吟醸ひたち錦」は2016年に『IWC 2016』のSAKE部門吟醸カテゴリーで日本酒約1300点の中からトロフィー賞、『U.S. National Sake Appraisal 2016』の 吟醸部門でグランプリを受賞しています。どちらも世界で名のある品評会であり各部門最高位です。

さっそく蔵の中へ!

蔵人の方々は11~4月の間住み込みで仕事をするそうです。

菌が繁殖しやすい「外硬内軟」な米にするため、お米は炊くのではなくMAX130度で蒸されます。
写真は蒸し上がった米を冷ますために、甑から出しているところです。
この甑では種類の違うお米が布で仕切られて、一緒に蒸されます。下の層のお米は重みでつぶれてしまいます。そのため、小さい粒のもの(吟醸酒用の米)や麹米は上の層で蒸されるそうです。

青木酒造は、酒蔵では珍しく5階建て!
昭和40年代に蔵が建てられた際に、少ない人数で上から下へ順番に重力を利用し、効率良く作業ができるように5階建ての縦構造になったそうです。

醪(もろみ)造りの工程。
1日目はこの小さめのタンクに酒母、麹、蒸し米、水を入れかき混ぜます。
2日目は小さいタンクで酵母を増殖させるために蓋をして休ませます。

こちらは大きい発酵タンク。
3日目はこの大きいタンクに仕込んだ醪を移し替えて発酵が進むのを待ちます。三段階で仕込んで1ヶ月後には絞り液になるそうです。

このタンクの中は発酵していて酸素がなく、落ちたら死ぬと言われとても怖かったです、、、(^^;)
かなり深いのです。

先ほどの大きいタンクを1階から見せていただきました。
近くで見ると大きくて迫力がすごいです!

これはお酒を瓶に詰める機械です。詰めた後、ラベルはすべて手作業で1つずつ貼られます。

試飲タイム、ラベルにもこだわりあり

4種類の「御慶事」試飲させていただきました。
左から順に、
すっきりとした味わいで辛口の「御慶事 特別本醸造」
茨城のブランド米ふくまるを使用したお米の旨味と甘味が特徴の「御慶事 純米吟醸ふくまる」
数々の賞を受賞し、華やかな香りがありつつもすっきりとした味わいの「御慶事 純米吟醸ひたち錦」
山田錦を38%まで精米し、コクと深みが特徴の「御慶事 大吟醸」

この「御慶事」のラベル。
実はふくまる以外の力強い文字、青木酒造8代目である青木知佐さんのおじいさまが書いたものだそうです。
ふくまるはおばあさまが書いたそうです。優しげな字がふくまるのイメージにぴったりですね。

帰りはぜひ、古河のランチへ

ランチは8代目の知佐さんがおすすめしてくれた「そば善」さんへ。
古民家風の店内には御慶事はもちろんのこと、十四代など日本酒がずらり。

わたしはお蕎麦とローストビーフ丼のセットを選んだのですが、このローストビーフがおいしすぎました!こんなにローストビーフっておいしかったっけ?と思うほどです。とっても柔らかくてお肉の旨味が素晴らしかったのでぜひ青木酒造に来たときは寄ってみてはいかがでしょう♪

青木酒造にお邪魔してみて

1番の印象は、とにかく雰囲気が良いというとこです。
蔵人の方々の笑い声が絶えず、ジョークを言い合っており、終始和やかでした。
ついつい私も笑ってしまう場面もありました(笑)
この和やかな雰囲気が「御慶事」の味にも表れている、そんな気がしました。

『最高のよろこびごと』という意味で命名された「御慶事」はまさに、和気あいあいとした雰囲気から生まれた“幸せの日本酒”ですね。ぜひ、東京からも行きやすい青木酒造を訪れてみてください!

青木酒造株式会社

〒306-0023
茨城県古河市本町2丁目15番11号
TEL. 0280-32-5678

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ライター プロフィール

さえまる

さえまる

大学3年/日本酒専門店でアルバイト/唎酒師勉強中
現在大学で食糧経済学を学んでおり、日本酒のこれからについてを研究中。
若い人にも伝統的な「日本のお酒」のおいしさを知ってもらいたいという思いから、様々な情報を発信していきたい。

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