まるで果実?!デザート?!初心者にもオススメの日本酒5銘柄
掲載
「日本酒はオジサンの飲み物」と言われて久しく、「古いもの」「難しいもの」と長年定義されてきました。しかし、近ごろはそんな慣例はどこ吹く風。20代、30代の間では日本酒は、「スタイリッシュなもの」「知っているとかっこいいもの」とされ始めています。
とはいえ何を飲んだらいいのか分からない、という方も多いはず。今まで「銘柄を意識して飲んだことがない」方にオススメする5つの日本酒を紹介します。
1.屋守
Made in TOKYO!!東京の地酒です。明治神宮のお神酒としても採用されている「金婚」を醸す豊島屋酒造の別銘柄が、次世代を担う存在として生み出したのが「屋守(おくのかみ)」です。ハッキリとした香りと味わいで、初心者の方にも捉えやすい、華やかさが特徴です。
2.こんな夜に
音楽好きの方ならある曲を思い出すのではないでしょうか。シリーズは造り方や材料の違いによって満月、山椒魚、山女、鹿、雷鳥と5つの種類があります。どれもにかわいいラベルと裏面に優しいメッセージが載っています。動物は蔵が位置する長野県伊那市の森にいる動物たちをモチーフにしているそう。一升瓶限定ですが、洋食中心のホームパーティにもぴったりなので仲間と一緒にチャレンジしてみてください。
3.達磨政宗
出展:酒のかわしま
古酒を得意とする蔵が醸す「アイスクリームにかけるお酒」です。味わいはまるでキャラメルのようなので、アイスクリームやかき氷のシロップ代わりに使っても美味しくいただけます。ワッフルやドーナツに染みこませれば、一風変わった大人のデザートの出来上がり!
4.写楽
出展:酒専門店鍵や
正統派の日本酒らしさがありながらも、メロンや白桃などフルーツを思わせる香りがありチャレンジしやすい銘柄でしょう。また舌に感じるほのかな甘みは添加したものではなく、酒造りに欠かすことのできない麹ができる際に出るお米本来の味わいです。
5.醸し人九平次
出展:萬乗醸造
ムーブメントを起こし、日本酒ブームの土台を作ったと言っても過言ではない、日本酒新時代の立役者です。ワインの志向を参考にし、自分たちが直接想いを乗せた米や水…ドメーヌにこだわり続ける、新しいスタイルを確立した孤高の存在。フランスの一流レストランで、初めてワインリスト内に載ったという大きな功績を遺した日本酒でもあります。味わいもワインを彷彿とさせるほど、綺麗で上品なのでワイングラスで飲みたい1品です。
日本酒の銘柄は、漢字の読み方難しいものや個性的なものが多くなかなか覚えられないものです。でも5つの日本酒を参考にして、「これが大好き!」「コレより酸味が強い方が好みだな」「もう少し香りが控えめなものがいいかな」など物差し代わりにして、どんどん色んなお酒にチャレンジしてみてくださいね。